夢を叶えるための「覚悟のススメ」〜「いのちの言葉」〜

「ライフデザイン」科

偉大な先人達から学ぶ「いのちの言葉」

このコーナーについては「こちら」からどうぞ。

 

【新コーナー】偉大な先人達から学ぶ「いのちの言葉」 〜「情熱が持てない」というあなたへ 〜
「人の身体は、食べたものでできている」 とよく言われます。 間違いとは言いません。 でも僕は、これには100%同意できない。 「人はパンのみにて生くる者にあらず。 神の口から出る一つ一つの言...

 

さて、今回あなたにお伝えしたい「いのちの言葉」はこちらです。

 

「覚悟」とは…

犠牲の心ではないッ!

 

「覚悟」とは!!

暗闇の荒野に!!

進むべき道を切り開く事だッ!

 

(ジョルノ・ジョバーナ / ジョジョの奇妙な冒険 第五部『黄金の風』より抜粋)

 

 

敵に襲われたジョルノと仲間のミスタ。

ミスタのミス(ダジャレではなく)で彼らは窮地に陥ってしまいました。

 

ミスタは己の命を犠牲にして敵に反撃をしようとします。

その時にジョルノが発したのが、この言葉です。

 

ジョルノは自分のみを犠牲にするミスタの思考を

「犠牲の心」=「追いつめられた根性」

と評し、必要なのはそれではなく

「覚悟」

だと考えました。

 

そしてこの「覚悟」は漫画のキャラクターに限ったものではありません。

あなたの人生においても、同様に必要もの。

 

僕は、そう考えます。

 

 

あなたに必要な「覚悟」とは

何かを新たに始めようとしたり、もしくは何らかのミスを取り戻そうとする時。

そんな時に必要なもの。

それがこの「覚悟」というものです。

 

ジョルノの言うように、この「覚悟」とは

 

何かを犠牲にするものではなく

進むべき道に光を照らすもの

 

暗闇の中、懐中電灯を点灯させるようなものです。

 

どこに向かうのかを決め、

その道がどのようなものであるかを認識するために、光を当てる。

暗闇の中に、進むべき道を見つける。

そしてその光を頼りに、一歩ずつ進んでいく。

 

それが「覚悟のある行動」というものです。

 

もちろん、その道の途中で、自分を犠牲にする必要が出て来るかもしれません。

 

でも、それはあくまでも

「自分が向かうべき場所にたどり着くために必要な事」

つまり

「手段」

なのです。

 

どこぞのブラック企業やブラックスポーツクラブではありませんが、自分(もしくは他者)を犠牲にする事がまるで目的のようになってしまっている。

本当に売上を上げたければ、本当に勝ちたければ、他にすべき事があるはずなのに、それをせず、ただ単に誰かを犠牲にし続けている。

そんな不毛なものは「覚悟」とは言わないのです。

 

 

なぜ彼は夢を諦めかけていたのか?

僕と一緒に夢に向かっているクライアントNさんの話です。

 

彼は、自分の店を持つという「夢」を持っていました。

しかし、その「夢」に向かって進む事ができていなかった。

仕事だったり、家族だったりと、なんやかんや理由を付けて、行動を起こそうとしなかった。

 

でも、夢を叶えたい。

そんな時に、僕と出会いました。

 

まさに彼には、この「覚悟」が無かった訳です。

 

既にお伝えしているように「覚悟」とは

 

何かを犠牲にする事ではなく、進むべき道に光を当てて道を見つける事。

 

です。

 

「覚悟」とは、ただ単に

「やるぞーーー!」

とテンションを上げる事ではないのです。

 

どの方向に進むのかを決め、

その方向に進むためにどんな道があるのかを考え、

どの道を歩むのかを選択する。

そして、その道に一歩足を踏み出す。

 

それをする事こそが「覚悟」というものです。

 

「覚悟」とは単純な感情ではなく、理性を伴った感情なのです。

 

情報を集め、きちんと考える。

自分の道を、自分で決める。

その上で、その道を歩んでいく。

(もちろん、必要があれば道を変えたっていいのは言うまでもありません)

 

それができなければ、未来に不安を感じ、動けなくなってしまうのは当然です。

 

Nさんはまさにこの「理性」を持てていませんでした。

ただ単に、感情的になっていたのです。

 

僕と一緒にそこを整理したNさんは今、夢の実現に向けて着実に一歩を踏み出しています。

 

 

未来は誰にも分からない。だからこそ…

ジョルノの言うように未来はまさに「暗闇の荒野」のようなものです。

 

何があるのか、何が隠れているのか、何も見えない。

恐ろしいトラブルが隠れているかもしれないし、素晴らしい宝物が隠されているかもしれない。

だからこそ恐ろしく、だからこそ楽しくもある訳です。

 

しかし、普通の人間ならば、暗闇に対して「楽しみ」という感情を持つ事は難しいでしょう。

未知のものを恐れるのは、人間としてある種当然の防衛本能のようなものなのですから。

(差別や虐めの根底にあるものと似ていますね)

 

だからこそ「覚悟」を決める必要がある。

 

自分がどうなりたいのか?

それは何故なのか?

そのために何が必要なのか?

 

それを考える。

そして、出てきた事に順番に取り組んでいく。

真っ暗闇の中、自分の道を、進んでいく。

 

それが「覚悟」というものです。

 

何かを犠牲にしようとする意志が「覚悟」ではない。

何かを摑み取とろうとする意志、それこそが「覚悟」なのです。

 

あなたには「覚悟」がありますか?

 

 

阿部 龍太

 

 

コメント

  1. ゆず より:

    心身ともにドン底の状態で偶々このブログに出会いました。
    ハマりました。
    それで、どうなったかというと本当に久々に音楽を聴くことができました。なんのこっちゃといわれるかも知れませんが、エネルギーが落ちている時って「本物」を聴く力がないのです。
    ありがとうこざいました。
    叶えたい夢があります。今はお金もないので笑われてしまうようなものですが、いつか相談に乗ってください。

    • 阿部龍太 より:

      ゆずさん

      コメントありがとうございます。

      おっしゃる通り、エネルギーが落ちているときというのは何もできない。

      いえ、もっと言えばゆずさんのおっしゃるように「本物」に触れる事ができなくなってしまいがちです。

      「本物」が眩しすぎて、近づけなくなる。

      そういう人を何人も知っています。

      それでも、勇気を出して、一歩を踏み出す。

      それはこの記事でもお伝えしている「覚悟」なのだと僕は感じます。

      ゆっくりで、本当にゆっくりでいいのです。

      音楽を聴く、画や写真を見る、自然や動物に触れる。

      ご自身にとっての「本物」に触れる。

      特にエネルギーが不足している時は、そうやって自分を癒してくださいね。

      コメントありがとうございました。