「売れ続けるブランド」
になるために絶対に必要な事。
僕がクライアントさんにそれを説明する際には
「太陽」と「月」
を例に出して説明します。
売れ続けるブランド、売れ続ける商品、売れ続ける企業とは「太陽」のような存在であり、同時に「月」のような存在である必要がある、という事です。
この「太陽」と「月」が何を表現しているのか。
それについてお伝えしようと思います。
売れ続けるブランドが「太陽」である理由
太陽は、地上を明るく照らし、その熱で、生命に活力を与えます。
このように、あなたが提供する商品やサービス、そしてあなた自身も太陽の如く
お客様の悩みや苦しみという「闇」を明るく照らし(=改善する)、そして生きる活力を与える。
という存在である必要がある、というのが僕の言う
「売れ続けるブランドは太陽のようであれ」
という意味です。
そして、太陽の光は太陽内部での核融合反応によるもの、つまり太陽自身で発しているものです。
太陽は己の力で、もう何十億年も光を熱を発し続けています。
これは「売れ続けるブランド」においても同様に必要な要素となります。
つまり、あなたの内側から発せられるものを燃料にする必要があるという事です。
ちょっと浅い表現になりますが「情熱」などはひとつの例になるものでしょう。
僕がブランドを作る時に「コンセプトメイキング」の優先順位を最も高くするのも、この「内側から発せられるもの」を重視しているからです。
誰かの助けになりたい
笑顔になってもらいたい
…
そういう「内側から湧き出る情熱」があなたを太陽のような存在にしてくれるのです。
売れ続けるブランドが「月」である理由
「太陽」の話は多くの人が理解してくれると思うのですが、この「月」は少し理解し難いかもしれません。
闇夜で輝く月。
月は太陽と違って、自分の力で光を発している訳ではありません。
小学校の理科で学んだと思いますが、月は太陽の光を反射して光を発しています。
言葉を換えて言えば、月は太陽の協力によって光を発する事ができている訳です。
「売れ続けるブランド」も全く同じ事です。
「売れ続ける」という事は即ち「買われ続ける」という事です。
つまり
「売れ続けている」という事は、
「お客様に支持され続けている、応援され続けている」という事である。
という訳です。
この点を忘れてしまう人や企業が少なくありません。
そういう人に限って「自分の力で売上を上げている」という「勘違い」をしがちです。
「売上を上げる」
とか
「儲ける」
という事はつまり
「買ってもらっている」
という事に他ならないはずなのに。
そういう「共創関係」を忘れた人や企業がどうなるかは、僕が言うまでもなく、世間に流れているニュース等からお分かりいただけると思います。
「月の光」を一般的な表現で言うのであれば「ファン」という存在です。
あなたのファンが、あなたを「ブランド」として輝かせてくれている。
そのお陰であなたは売上を上げる事ができ、豊かになれる。
それを忘れないでください。
これが僕が
「売れ続けるブランドは月のようであれ」
という理由です。
与え、与えられる。その循環こそがブランドの証
太陽として内側から湧き出る情熱で人々に明るさと温かさを提供し、月として人々から照らしてもらう。
この
与え、与えられるという「循環する関係」
これが僕の考える「売れ続けるブランド」の根幹にあるものです。
これはもう他の記事でも何度も言っている事なのですが、僕の考える「理想の商売」とは
互いに喜び合い、互いに豊かになれるという関係性を築く事
です。
お客様を騙し、踏みつけて自分だけが豊かになる事でも、お客様のために自分をすり減らす事でも、どちらでもない。
互いに豊かになる。互いに喜び合う。
そういう関係。
これこそ僕が理想とし、そしてクライアントさんに提供しているものです。
この関係性を築く事で、あなたの情熱が持てる生き方、つまり「あなたらしさ」で誰かの役に立てる、という世界を実現する事ができます。
アップルやシャネルのような世界的に名前が知られたブランドだろうが、個人でやっている小さなお店だろうが、同じ事です。
是非、あなたも意識してみてください。
太陽のようであり、そして月のようである。
是非、そういう商売をしてみてください。
きっとあなたに大きな恵みを与えてくれますから。
阿部 龍太
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