偉大な先人達から学ぶ「いのちの言葉」
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さて、今回あなたにお伝えしたい「いのちの言葉」はこちらです。
どんなマーケティングでも、駄作をヒットさせる事はできない。
（スティーブ・ジョブズ）
プレゼンの天才として有名なジョブズ。
彼のプレゼンの素晴らしさについては色々な人が色々な場で色々な事を言っていますので僕がここで言うまでもないのでしょうが、彼のプレゼンの素晴らしさの根底にあるものは
a．プレゼン対象となる「製品の素晴らしさ」
b．その「製品の素晴らしさ」を１００％伝え切る表現力
というふたつの要素だと個人的には考えています。
「素晴らしい製品」をウォズ（もうひとりのスティーブことスティーブ・ウォズニアック）が実現させ、その「素晴らしさ」をジョブズが伝える。
それがアップルに黄金期を実現させた黄金律だったりする訳です。
そして、彼らと同じ事を実現させるのは難しいとしても、この黄金律は学び、そして自分なりに実践する価値があると思う訳です。
自分にとって最高のものを生み出す。
最高のものだからこそ、伝えたくなる。
だからこそ、伝える努力をする。
だからこそ、伝わる。
だからこそ、売れる。
という事ですね。
「どれだけやっても完璧なものは作れない。だからこそスピードを重視してある程度のものを出しながらブラッシュアップを続ければいい」
という考え方もありますし、それはそれでひとつの考え方だとは思うのですが、あくまでもひとつの考え方であり、絶対的なものではないと僕は考えます。
僕は今、商品企画のお手伝いもしているのですが、時間をかけたとしても「最高のもの」を生み出そうとする事は、とても「大きな力」を生むと実感しています。
例えば
・美味しい食べ物
・人の役に立つ製品やサービス
そういったものを生み出そうと一所懸命考え、試作をする。
この積み重ねは、ただ単に「素晴らしい製品」を生み出すだけに留まらないのです。
それだけではない、副次的な効果も与えてくれるのです。
実際に商品企画をお手伝いしているとあるクライアントさんは、「素晴らしい製品」を創り出そうと色々試行錯誤を繰り返している中で、
自分自身の成長
に繋げる事ができています。
「素晴らしい製品」を考え、試作し、作り直している中で、
・それを使う人の事
・自分自身がその製品を大切に思う理由
そういった事を色々考え、その結果ますます自分の仕事が好きになり、仕事に対する思いが強くなったのだそうです。
製品って、自分自身の分身みたいなものだと思うのです。
その時の自分の状態がその製品に現れる。
まさに「自己の体現」だと思うのです。
という事は、
自分自身の素晴らしさを成長させられたら、その分生み出されるものもより素晴らしさが増す。
素晴らしいものを生み出そうとすると、自分自身もより素晴らしくなれる。
という事が言えるのではないか、そう僕は考えています。
「自分自身」と「生み出される製品」の間にある、ある種のエネルギーの循環。
それが「善い方向」に向く事。
その循環によって、その製品が、その製品を使う人が、そしてその製品を生み出した人自身が、より素晴らしいものになる。
商売というものにはそういう力がある。
と、僕は考えています。
こういう状態をあらゆる場面で実現させたい。
素晴らしい製品やサービスを生み出す人によって、心が豊かになり、人生をより善いものにできる人が増えていく。
そんな「人の心を豊かにできる人」を増やしたい。
人の内にある「素晴らしさ」を開花させたい。
何だか仰々しいものになりましたが（笑）、あなたの製品・サービスがより素晴らしいものになる事を祈っています。
阿部 龍太
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