偉大な先人達から学ぶ「いのちの言葉」
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さて、今回あなたにお伝えしたい「いのちの言葉」はこちらです。
「天上天下唯我独尊」
(ゴータマ・シッダールタ)
この言葉は、後の仏陀となるゴータマ・シッダールタが誕生した時に発した言葉なのだそうです。
ただこの言葉、誤解している人が少なからずおられるようでして。
この言葉、
「この世界において、私が最も尊い存在である」
と、シッダールタが発したと思っている方が少なからずおられますが、実際のところは、少し違います。
実際は
「この世界において、”自分”という存在はたった1人。だから尊いのだ」
という意味なのだそうです。
つまり、シッダールタだけが尊いのではなく、あなたも、僕も、あの人も、その人も、
「全ての人がそれぞれこの世で唯一の存在であり、だからこそ尊いのだ」
という事なのです。
「唯我独尊」で生きていく
ブランドマーケティングの相談を受ける時
「自分(自社)には特別なものは何もない。だからブランドになれない」
と言う方がおられますが、それは完全に勘違いです。
あなたが生まれて、今まで色々な事を感じて、考えて、経験して、ここまで生きてきた。
その歩みの中には確実に「特別なもの」があります。
ただ、きちんと振り返る事ができていなかったり、その経験が多すぎたりして、よく分からなくなっているだけです。
企業や商品でも同じです。
本当に求められないのであればとっくに市場から淘汰され、消えてしまっているはずです。
求められているのであれば、そこには必ず何かの「特別なもの」があるのです。
それを発掘し、磨き上げる事。
それこそが僕の言う「ブランドマーケティング」というものです。
今、ここに、存在している。
それは「当たり前」の事ではありません。
そこには「大いなる力」が介在しています。
「当たり前」という思考は、あなたの「大いなる力」を眠らせ、あなたの可能性を閉ざしてしまいます。
参考記事:人生損する3つの法則(その3)

あなたが歩んできた道がどんな道だったとしても、どんな苦しく、辛い思いをしてきたとしても…
あなたを輝かせ、他人を輝かせる、そういう「輝きのもと」は誰の人生にも存在しています。
あなたの今までの人生は、間違いではありません。
自分が歩んできた道を信じてください。
お願いします。
阿部 龍太
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