1700億円企業を作る「はじめの一歩」 〜「いのちの言葉」〜

「ライフデザイン」科

偉大な先人達から学ぶ「いのちの言葉」

このコーナーについては「こちら」からどうぞ。

 

【新コーナー】偉大な先人達から学ぶ「いのちの言葉」 〜「情熱が持てない」というあなたへ 〜
「人の身体は、食べたものでできている」 とよく言われます。 間違いとは言いません。 でも僕は、これには100%同意できない。 「人はパンのみにて生くる者にあらず。 神の口から出る一つ一つの言...

 

さて、今回あなたにお伝えしたい「いのちの言葉」はこちらです。

 

私はこれまで目標というものを持ったことがないんですよ。

ただそのときそのとき、今やるべきことを見つけて、それを一生懸命に、自分の能力の200%、300%を注ぎ込んで、取り組んできただけでした。

(髙田明/ジャパネットたかた創業者)

 

地元の小さなカメラ店から、1700億円企業を創り上げた髙田氏。

彼の行動理念には、こういうものがあるそうです。

 

あ、ちなみに個人的にはジャパネットさんのビジネスに関しては微妙に懐疑的な部分もあります。

例えば某掃除機について、特に何も声明出さずに未だに扱ってますし(別に彼らが悪い事した訳ではないんですけど、あれだけブーム作ったんだから何か説明とかしないのかな、と)

なのでジャパネットさんを問答無用で賞賛する訳ではありません。

 

ただ、あれほどの巨大企業を創り上げたという事は、それだけ多くのファンを構築したという事。

その事実からは学べる点があると思うのです。

 

少し話は逸れますが、何かや誰かに対して、賞賛も否定も特に必要ないと思っています(好きか嫌いかは大切にしていいと思います)

 

大切な人の笑顔に繋がる事であれば、誰からでも学ぶ。

これは僕の行動理念の一つです。

 

だから僕は

ブッダからも、

キリストからも、

フランクルやブーバーやアリストテレスからも、

逆に

ナチスやスターリンや捏造や偽装をしたあの企業や政治屋さん達からも学びます。

 

彼らの言動には、人を笑顔にしたか苦しめたかの違いはありますが、彼らの言動を活かして周りの人を今後笑顔にできたらそれでいいと思っているからです。

 

ジャパネットさんがすごい!とか、ジャパネットさんは最悪だ!とかではなく、大切なあの人の笑顔のために学べる事があるから学ぶ。

その学びを大切なあの人のために活かす。

 

その視点の方が色々楽だし、成長できますよ。

個人的にはおススメです。

 

 

1700億円企業を作る「はじめの一歩」

タイトルがちょっとアレですが(笑)このための「始めの一歩」とは、すでにお伝えした

 

ただそのときそのとき、今やるべきことを見つけて、それを一生懸命に、自分の能力の200%、300%を注ぎ込んで、取り組んできただけでした。

 

という点です。

ちなみに目標はあっても無くても、どちらでもいいと思います。

あなた自身の前進の力になるのであれば、どちらでもいい。

 

ただ重要なのは

 

その時のやるべき事を、一所懸命にやる

 

という事です。

 

 

これ、さらっと書いてますが、実は結構簡単ではなかったりします。

なぜならば、この文には「二つの要素」が含まれており、その双方にきちんと取り組む必要があるからです。

それは

 

1.その時のやるべき事を明確にする

2.1を「一所懸命に」やる

 

というものです。

 

この2つは掛け算のようなもの。

どちらかだけでは成果は半減どころか、最悪ゼロになってしまいます。

 

いくら一所懸命に取り組んでも、やるべき事をやっていなければ、当然成果は出ません。

いくらやるべき事が明確でも、一所懸命取り組んでいなければ、当然成果は出ません。

 

やるべき事が明確であり、それに対して真摯に取り組む。

このブログで何度か僕がお伝えしている「正しい努力」というものです。

 

例えば、もう何度も言ってますが(笑)

 

・2015年に世界を驚かせたラグビー日本代表(ブレイブ・ブロッサムズ)

・先日の2018FIFAワールドカップで素晴らしい成果を出したサッカー日本代表

 

彼らはまさにこの「正しい努力」ができていたのではないか、と僕は考えます。

 

 

人生に絶望→夢の実現へ向かって

僕のメンタルトレーニングのクライアントさんのNさん。

彼女は昔、人生に絶望していました。

自分の言いたい事を言えず、周りの目を気にして自分を押し殺し、なのに人間関係はうまくいかず、そのストレスでお酒やリストカットが常習になっていたNさん。

 

でも今、彼女は自分の夢に向かって着実に歩んでいます。

 

彼女に何が起こったのか、詳しい話は別の機会にお伝えしますが、僕が彼女にしていただいたトレーニングはまさにこの

 

1.その時のやるべき事を明確にする

2.1を「一所懸命に」やる

 

が基盤になっています。

 

ここは重要な点なのではっきり言いますが、以前の彼女も、努力していたんです。

怠けていた訳ではない。

 

つまり、

 

2.1を「一所懸命に」や

 

に関しては、そこそこできていたんです。

 

ただ問題だったのは

 

1.その時のやるべき事を明確にする

 

これがズレていた。

 

ある意味「やるべきでない事」を明確にしていた訳です。

そして「やるべきでない事」に対して、一所懸命取り組んでいた訳です。

 

人の目を気にしたり、我慢したりするのが悪いとは言いません。

ただ、その結果、ストレスが溜まって、その結果、お酒やリストカットという行動に繋がってしまっていた。

もちろん、好きでやっているなら別にいいと思うのですが、お酒もリストカットも苦しいだけだった。

 

Nさんは

 

1.その時のやるべき事を明確にする

 

ここで、自分を苦しめるための行動を選択していた訳です。

 

であれば、これを変えませんか?

というのが僕が彼女にした提案でした。

 

自分が望むもの。それに繋がる行動を明確にする。

そして、それらに真摯に取り組む。

 

これにひたすら取り組んでもらった結果が、彼女の今の変化に現れています。

 

人生に絶望していた人が、人生に希望を見出し、夢に向かって歩みだした。

自分を傷つける事ばかりしていた人が、自分も他人も喜ばせられるようになった。

 

1700億円企業にはまだまだ遠いですが(笑)、彼女の今後が楽しみでなりません。

 

 

さあ、出番ですよ。

2015年のブレイブ・ブロッサムズ

2018年のサッカー日本代表

髙田さん

Nさん

・・・

彼らの次は、あなたです。

 

そして、そのために

 

1.その時のやるべき事を明確にする

2.1を「一所懸命に」やる

 

この2つ。

よければ一度試してみてください。

 

損はさせませんから。

 

 

阿部 龍太

 

 

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