この「8millions」を立ち上げてから、半年が経ちました。
まだまだ伝えられていない事がたくさんあるのですが、そんな中記事にコメントを頂いたり、激励のメッセージを頂いたり、お問い合わせを頂いたり、お仕事のオファーを頂いたり、本当に感謝しています。
(って言うか、実績とかまだ載せられていないのにお問い合わせとかお仕事のオファーを頂けるっておかしいくらい有難いですよね。本当にありがとうございます)
「価値があるもの、人を笑顔に出来るもの、そういう“いいもの”が埋もれてるっておかしくないか?
そういうものは、もっともっと売れてもいいのではないか?」
こんな子供のような思いつきから始まった僕のブランディングサポート、そしてこの「8millions」ですが、これからより役立つものを伝えていくよう努めます。
今後とも、よろしくお願いいたします。
さて、この半年も色々な方にお逢いして、色々な事を伺い、色々な事を感じ、色々な事を伝えてきました。
その中で「やはり」と言うか「当然」と言うか「当たり前」と言うか、とある事を再認識出来ましたので、ここでシェアさせていただこうと思います。
やっぱりこれからの時代は「“真面目”な強欲」でナンボ。
そう。
「“真面目”な強欲」
これが、これからの時代のブランディングにおける、非常に重要なテーマのひとつではないかと僕は考えています。
これは以前からちょこちょこお伝えしている(と思う)のですが、僕の言う「強欲」とは
1.他者を少しでも笑顔に、幸せになってもらう。
2.そんな人を少しでも増やす。
3.1と2によって世界を少しでもより「善い」ものにする。
4.1〜3によって自分も幸せになる。
というものです。
世間一般の「強欲」とは
自分だけが利益を得ようとする事
を指すようですが、僕に言わせるとこれこそ「欲が無い」というものです。
先日も、とある経営者の方から「売上を上げたい」という相談を頂いた時に同じ事をお伝えしましたが、売上を上げる「だけ」ならそれほど難しい事ではないんです。
実際に昔、魑魅魍魎を相手にしていた時(プロフィールをご参照ください)に、その辺にいる「意識高い系の経営者」をブランディングして、出版までこぎ着け、そして短期間ではありますが某販売サイトの某部門一位にもなりましたから。
手段を選ばなければ、自分だけ、その時だけ、それなりに儲ける事は難しくありません。
でも僕はそういうのはもう嫌なんです。
犯罪者とは言わない、詐欺師とは言わない、そういう人達の生き方を間違っていると否定するつもりは全く無い。
けれど、そんな生き方をして、それの何が楽しいのかが僕には分からないのです。
お金は確かに重要なものです。
お金で手に入るものも確かに重要なものです。
でも、それらを手に入れるために失っているものが大きすぎるように、彼らを見ていると感じてしまうのです。
そういう人の生き方をジャッジする権限も筋合いも、そんな気持ちも僕には無いです。やりたければやればいい。
でもとにかく僕自身としてはもうそういうビジネス、そういう生き方は真っ平ご免です。
「魂と肉体を鍛えようとしない仕事は引き受けたくない。そんな仕事は中身の無い豆の価値すらない」
(イビチャ・オシム)
このような生き方を僕も歩む。そう決めたのです。
(詳しくはプロフィールをご参照ください)
僕が今重視している事
だから今の僕は「強欲」、もっと言えば「“真面目”な強欲」を重視しています。
この“真面目な”というのはこの記事、
で書いている「真面目(しんめんもく)」というものです。
この記事で
「自分そのもののありのままの姿」
を世界に打ち出して生きる、それが
「真面目に生きる」
という事。
と書いていますが、これはつまり
自分自身の「真面目(しんめんもく)」をベースにした「強欲」
つまり
「あなたはどんな人と笑顔になりたいのか、どんな世界になったらその人と笑顔になれるのか」
をイメージし、それを追求する事
(固執ではありませんよ、念のため)
という事。
それが僕の言う「“真面目”な強欲」というものであり、上で書いた
世界を少しでもより「善い」ものにする。
という事に繋がるものなのです。
あなたにとっての「善さ」とは何でしょうか?
そしてその「善さ」で、どんな人と一緒に笑顔になれたら嬉しいでしょうか?
どんな世界だったら、そういう事が可能になるでしょうか?
もしあなたが自分自身を、自分の会社を、ブランディングして豊かになりたいと思っているのであれば是非一度、考えていただきたいのです。
意味の無い精神論?
こういう話をするときまって、
「そんな精神論に意味は無い」
というような事をのたまう方がおられるのですが、逆にその人に聞きたいのです。
実際に
・自分だけが儲かればいいと思っている人
・他人と一緒に喜び合いたいと思っている人
という二人の人がいたとして、どちらが「応援される存在」になれるでしょうか?
「応援される存在」になる事
これこそがある種の「ブランディングの根幹」にあるものです。
無意味な精神論ではなく、非常に重要な意味のある精神論です。
歴史上の偉人と呼ばれる人達を見てください。
仏陀やキリストやキング牧師
井深さんや盛田さん(ソニー創業者)や松下さん(パナソニック創業者)やジョブズにウォズの“ふたりのスティーブ”(アップル創業者)
マコウ(元オールブラックス)やマットフィールド(元スプリングボクス)、メッシ(FCバルセロナ)やロナウド(レアルマドリード)、オシムさん(元サッカー日本代表監督)、エディーさん(元ラグビー日本代表HC)そして2015年の我らがブレイブブロッサムズ(ラグビー日本代表)
・・・
なぜ彼らは偉人として、ブランドとして、愛され、応援される存在になれたのでしょうか?
逆に、歴史上の悪名高き人達、もしくは最初応援されていたのに悪名がついてしまった人達も見てください。
あえてここでは名前を挙げませんが、国民を苦しめた指導者崩れ、最近ですと、暴言吐いた政治家崩れの輩とか、企業を自分のおもちゃにしていた経営者崩れとか、嘘を全世界に発信していたマスコミ崩れとか。
・・・
なぜ彼らは、憎まれ、非難される存在になってしまったのでしょうか?
この二者の間には、何の違いがあるのでしょうか?
そうです。
自身の「“真面目”な強欲」を追求して多くの人を喜ばせたかどうか。
それによって「応援される存在」になるか「非難される存在」になるかが決まるという事です。
このサイトに興味を持ってくれるのであれば、あなたにも、「応援される」存在になれる「強欲さ」があるはずです。
後は、その強欲さを「真面目に」追求する事。
それがあなたと、あなたの大切な人が共に喜べる未来への道に繋がります。
是非、その道を歩んでいってください。
そんなあなたを、8millionsはこれからも応援していきます。
6ヶ月、ご支持ありがとうございました。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
阿部 龍太
コメント